molten B+

インタビュー

プレーヤー

朝 山 正 悟

(広島ドラゴンフライズ)

1本のシュートに対して絶対に必要な背景を作る

プロ17年目、シューターの基礎

 

今季でプロ17年目です。シューターとして大事なことは大きく2つ。まずフォームを固めて、自分の体のバランスを知ることです。年間でシュートを形作るルーティーンがありまして、年代によって変化しましたが、プロ4年目までは打ち込みの日課は最低500本インという時期がありました。もうひとつはシュートに対して、練習を積み重ねて自信を持つこと。メンタルですね。その裏付けがあれば、あとは試合で繰り返しやってきたことを出すだけなんです。

 

難しさを感じたかつてのシューティング

 

ただ学生時代までは自分が思い描いたシューティングができなかったです。体育館の使用時間やリングに限りがあります。2つのリングに40人近い選手が集まって練習していた頃もありました。当然、2人組でやれば時間もかかりますし、先輩とやれば気もつかいます。自分なりに課題を持って臨んでいましたが、難しかったですね。プロになってようやく、マネージャーやチームスタッフについていただいて、本数と時間をかけてシュートに対して向き合うことができました。

 

プロにも子どもたちにも広がる可能性

 

こういった経験があるので、B+シューティングマシンは本当に魅力的です。自分のシュートを作るうえではピッタリな存在ですね。10代や20代前半のとき、私もこのマシンと出会えていたらな……と想像したほどです。パスの打ち出し方向や発射間隔、距離も変えられる。その様子をスマートフォンのカメラで録画すれば、1人で上達の可能性を秘めた環境ができあがります。きっと自信をつけるための背景になることでしょう。導入が広がって欲しいですね。若い世代がマシンを使って上達する未来をイメージすると、本当にワクワクします。

またプロにとってもメリットがあります。長いシーズン中、どうしてもシュートに浮き沈みは生じてしまいます。毎週末、試合が開催されるスケジュールですと、平日に十分な調整時間が取りづらい状況です。しかしこれによって短時間で効率的に、自分の感覚を見つめ直すことができます。我々プロも有意義な使い方ができるのではないかと感じています。

 

1本のシュートへ絶対に必要なこと

 

10月からはいよいよチームとして初のB1リーグの戦いが待っています。個人としてもようやくトップリーグのコートへ帰ってきたという感覚で、とても楽しみです。そしてシューターとしてやるからには、もちろん上を目指します。

私にとってシュートは「入れるか、入れないか」ではなく、「打てるか、打てないか」だと考えています。確率は誰でも2分の1。その局面で、打ち切るべく、いかに練習によって自信を持ち、ひらき直れるかです。それができれば、隣の選手にパスを出したり、ドリブルをついてしまうなど、シュートから逃げることはないでしょう。さらにはチーム競技なので、仲間からパスがもらえるかも重要です。言わば、認められた証ですから。ここぞの1本を打つために、このような背景が絶対に必要なのです。今季もフルシーズン、しっかりと取り組み、仲間との信頼を築いていきたいですね。

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