インタビュー 鈴木良和

インタビュー

鈴木良和さん

鈴木良和
指導者 / 株式会社エルトラック 代表取締役

鈴木良和
指導者 / 株式会社エルトラック 代表取締役


シュート上達を追及する環境へ、プロセスを濃くするツール


子どもたちがシュートに取り組む環境

シュート上達への大事なステップは、まず近い距離から正確なフォームで、再現性の高いシュートを身につけることです。最初は7割以上の成功率を目指し、そこから精度を上げて、正しいシュート動作を体に染み込ませていく。そのうえで、本数を打つことが重要です。NBAの名シューターであるステフィン・カリーは、オフシーズンに500本インを日課にしていると聞きます。
でも、これを子どもたちが取り組む場合、500回パスをする人が必要で、時間も相当かかります。ペアを組むチームメイトにも頼みづらいでしょう。そもそも日本には、自由に使えるリングも場所もほとんどありません。たくさんのシュートを毎日のように打てる環境そのものが無かったように感じています。

シューティングマシンがもたらすこと

B+シューティングマシンは、そんな悩みを解消するツールになります。2人組でやると、1分間で15本程度しか打てませんが、マシンを使えば、最短で3秒おきにパスが出てきます。1分間で最大20本のシュートが打てるわけです。子どもたちへ1人でも効率の良い練習をもたらします。またテンポが非常に重要なシューティングにとって、ボール出しの速さは欠かせないことです。
またマシンの導入が広がることで、環境に恵まれたエリート層だけでなく、とにかくバスケが大好きで、シュートがうまくなりたい一般層の子どもたちも、プロ選手のような練習本数を得ることができるでしょう。自分の可能性を追及できる環境が作れることは、本当に価値のあることです。加えて、私のような導入する立場で言うと、日本製であることはとても安心感があります。修理やメンテナンスのサポートを国内で受けられることは、心強いですね。

私が指導者として意識を向けていること

きっと、このマシンが体育館へやってきたら、取り合いになるかもしれません(笑) 「まず僕が使わせてください」と、声が上がると思います。チームの実情にあったルール作りが必要になるでしょうが、それぐらいこの存在によって、選手のシューティングに対するモチベーションは上がるでしょう。教育の観点からも、本人が主体的に取り組むことは成長を促します。
一方で指導者としても、私は選手へ何を教えたか以上に、どんな環境を用意することができたのか、ということに意識を向けています。環境は選手の成長を左右する大きな鍵です。コーチに指示されたメニューをすべてやりましたという報告より、自分で何をするべきか、どう練習をするのかを考えて、アウトプットできる時間や場がある。そのほうが、彼ら彼女らの将来を考えるうえで、大変価値のあることです。

上達する技術、プロセスの質を濃くするツール

シュートは上達する技術です。かつてはセンスや才能ありきで、教えられない技術のように言われていた時期がありました。しかしいまは違います。NBAを筆頭に世界を見渡せば、2mを超えるビックマンが3ポイントシュートを打つことが当たり前な時代です。選手とコーチが正しく理論を認識して、積み重ねることで、向上させやすい技術となってきました。そしてB+シューティングマシンの登場で、練習環境が整います。B+シューティングマシンは、シュート上達へのプロセスの質を濃くする貴重なツールが、子どもたちの将来をより一層豊かにします。

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